生きているかぎりどのみち毎日触れ合う料理。自らの手でおいしく作れる知恵があれば、これからの人生、楽しくなるはず。このポッドキャストは料理家の土井光さんに、自分や家族が毎日食べて「あぁ、オイシイ」としみ
放置OKが基本だったこの連載では珍しく、今回のポイントは見守り続けること。でも、やることは油をかけるだけ。一人でダラダラ作るのも良いし、友達を呼んで2,3人で”油かけ当番”を変わりながらパーティーの準
おそらく連載ではじめての「おもてなし料理」。とはいえ、凝ってるというわけではなく、量があって、仕込んでおいて食べる直前に仕上げられるという便利な側面が強いタイプのおもてなし。チーズとホワイトソースとい
ポムパイヤソン。フランス語で訳すと、じゃがいもの藁の敷物といった意味だそうで、そんな洒落たネーミングとは裏腹に作り方は過去一シンプル。じゃがいもをスライスして塩を振ってバターで焼くだけ。ただ何もいれて
ご飯に馴染む甘辛い豚バラと牛蒡を味わい。醤油、砂糖、お酒という超オーソドックスな調味料の偉大さに気がついた。この組み合わせで、だいたいの食材は「おかず」になるのではないか。思えば、丼を作るときはタレ的
トマトパスタ=トマト缶と思っていたけれど、トマトがあればできるという当たり前の事実に気がついた今回のパスタ。しかも夏のトマトはフレッシュで適度な酸味があり、トマト缶と違って塩加減も自分で調整できるから
ぼーっと作って、ぼーっと食べていた、そうめん。茹で方にコツがあるなんて思ってもいなかった。しかも、とにかくよく洗うというシンプルな動作。言われた通り、本気で洗ったそうめんを、自作のめんつゆで食べると別
連載のスタート時に学んだ味噌汁は、なんだかんだ一番実際に作った料理かもしれない。それほどに簡単でおいしい、そして栄養を摂ってるのがダイレクトに感じられる。唯一、日常になりすぎて新鮮味がなくなることが欠
帰り道に精肉店で肉を買い、少しのコツをおさながら焼くだけで、とても良い気分になれる料理、それがステーキ。肉選び、道具選び、焼き方などなど、こだわり出したらキリがない奥が深い世界があることはわかっている
「まずはホットケーキミックスを」という思考回路に囚われていたけれど、よくよく考えたら材料はいたってシンプル。ベーキングパウダーさえ常備していれば、他はなんだかんだ家にあるものばかり。土井さんが「パン代
ただ生活しているだけでなぜか目に入ってくる「中華鍋をギンギンに熱して一気に仕上げる炒飯動画」の刷り込み教育で、今までなるべく強火で作っていたが、「プロの作り方と家庭の作り方は違うので」と真逆の超弱火ス
中華街に食べに行ったり、体調が悪いときにパウチに入ったものを食べたり、接点は結構あったけれど、自分で作ってみようという発想に至ることがなかった自炊の盲点、お粥。自作のお粥はもモタモタした印象はなくサラ
家で蕎麦をつくるぞ! と思ったときに蕎麦自体にこだわり、出汁やつゆは市販のもので済ませていたのは、力の入れどころが違ったと思った今回。極端な話、温かい蕎麦の場合は出汁がおいしければ、蕎麦はなんでも良い
チキンソテー=強火でガーッ、皮パリッが正義だと思っていたけれど「皮をパリパリにする意味、そんなにありますかね笑」という土井さんの一言に、しばらく考えた結果「たしかに」と思った。どこかで植え付けられたイ
“こなもん”という通り名のとおり、小麦粉を食べる料理という感覚があったお好み焼き。しかし、この作り方において、小麦粉はあくまで脇役。実際に入れる量もかなり少なく、一口食べるとキャベツの甘み、ちくわや紅