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S4第60回「映画『大きな家』をとにかく観て欲しい」

2024/12/23
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ゆとりっ娘たちのたわごと

People
かりん
ほのか
Topics
かりん: 映画『大きな家』は、児童養護施設の子どもたちに4年間密着したドキュメンタリー映画です。600時間にも及ぶ撮影素材を2時間に凝縮した力作で、子供たちのありのままの姿を映し出しています。映画館でしか観られないという点も、作品の世界観を際立たせています。14歳の監督しおりさんの視点と、子供たちとの深い信頼関係に基づいた撮影手法が、この映画の大きな魅力です。子供たちの日常、喜び、悩み、そして18歳での自立への不安などが、非常にリアルに描かれています。ネクタイを結ぶシーンなど、些細な出来事にも感動的な重みを感じます。この映画は、単なる児童養護施設の記録ではなく、子供たちの成長と心の軌跡を丁寧に描いた作品であり、多くの人に観てもらいたい、そしてその収益が今後の上映につながる仕組みになっていることを知って、より多くの人に観てもらいたいと思いました。 齊藤工さんが企画・プロデュースに関わっていることも、この映画の注目すべき点です。齊藤工さんが児童養護施設に通い詰めるようになったきっかけや、この映画を通して伝えたいメッセージも、非常に心を打つものがありました。 この映画を観て、私たちも何か行動を起こさなければいけないと感じました。子供たちの幸せな未来のために、私たちにできることはないか、真剣に考えさせられました。 ほのか: この映画を観て、家族や自立について深く考えるようになりました。血縁関係や一緒に暮らすかどうかだけが、家族の定義ではないと気づかされました。家族の定義は時代や文化によって変化し、多様な形があるのだと感じます。『異国日記』を読み返したことも影響しているかもしれません。私の父とは中2で離れて暮らしており、父のことをあまり知らないことに気づきました。しかし、父と私の間には、切っても切れない絆があると感じています。 自立についても、経済的な自立だけでなく、精神的な自立も重要だと感じました。18歳で児童養護施設を出て自立していく子供たちの姿は、私たちにも多くのことを考えさせます。自立とは、年齢や社会的なステータスだけで決まるものではなく、自分自身を見つめ直し、成長していく過程なのだと感じました。親との関係も、大人になるにつれて変化し、お互いを「人」として認識するようになる瞬間が、自立の大きな一歩なのかもしれません。 この映画は、子供たちのありのままの姿を映し出し、私たちに多くの問いかけを与えてくれる作品です。子供たちの幸せを願う気持ちと、自分自身を見つめ直すきっかけを与えてくれる、そんな作品でした。

Deep Dive

Key Insights

映画『大きな家』はどのような内容のドキュメンタリー映画ですか?

映画『大きな家』は、児童養護施設に暮らす子どもたちに4年間密着し、合計600時間の撮影を行い、その映像を2時間にまとめたドキュメンタリー映画です。子どもたちのリアルな生活や感情が描かれ、特に18歳で施設を出なければならないというルールや、その後の自立への不安がテーマとして取り上げられています。

なぜ映画『大きな家』は映画館でしか見ることができないのですか?

映画『大きな家』は、児童養護施設の子どもたちのプライバシー保護の観点から、顔や個人情報が公開されないように配慮されています。そのため、配信やDVD化ができず、映画館という限定された環境でのみ上映される仕組みになっています。また、映画館での上映収益が増えることで、さらに多くの映画館で上映できるようになるという仕組みも理由の一つです。

映画『大きな家』の撮影はどのように行われましたか?

撮影は、最初の1年間はカメラを回さずに子どもたちと打ち解けることから始まり、その後徐々に撮影時間を増やしていきました。子どもたちとの信頼関係を築きながら、彼らの日常を自然な形で捉えることに重点が置かれました。編集も、子どもたちの言葉や行動をそのまま活かし、大人の意見や恣意的な要素を極力排除するように心がけられています。

映画『大きな家』で描かれる児童養護施設の生活はどのようなものですか?

児童養護施設では、子どもたちがグループごとに家族のような形で生活しています。キッチンやダイニングがあり、職員が家庭料理を作り、大きなテーブルで一緒に食事をします。スタッフは子どもたちと親しい関係を築き、あだ名で呼び合うなど、非常に近しい関係性が描かれています。また、18歳になると施設を出なければならないというルールがあり、その後の自立への不安もテーマとして取り上げられています。

映画『大きな家』の監督はどのような意図を持って制作しましたか?

監督は、映画を通じて児童養護施設の子どもたちのリアルな生活や感情を伝えることを目的としています。特に、子どもたち自身が大人になった時に見返しても懐かしく感じられるような映像を残すことを重視しています。また、映画館での上映を通じて、多くの人にこのテーマを知ってもらい、子どもたちの未来を考えるきっかけにしてほしいという思いも込められています。

映画『大きな家』の企画・プロデュースを手がけた斉藤工はどのように関わりましたか?

斉藤工は、児童養護施設でのイベントで子どもたちと交流したことがきっかけで、この映画の企画・プロデュースを手がけました。当初は一度きりの訪問の予定でしたが、子どもたちとの絆を感じ、その後も足しげく通うようになり、今回の映画制作に至りました。彼は、映画を通じて子どもたちの日常を知り、何かできることはないかという思いを強く持っています。

Chapters
14歳の監督が4年間密着取材した児童養護施設のドキュメンタリー映画『大きな家』の感想を語ります。子供たちの日常、施設の生活、そして18歳で迎える自立への不安などがリアルに描かれています。映画館でしか見られない貴重な作品です。
  • 14歳の監督による4年間の密着取材
  • 600時間以上の撮影素材を2時間程度に凝縮
  • 児童養護施設での子供たちのリアルな生活描写
  • 18歳での自立、社会への不安
  • 映画館限定公開

Shownotes Transcript

竹林亮監督 × 齊藤工 企画・プロデュース 映画『大きな家』について。言いたいことは一つ。とにかく観てください!

映画『大きな家』

https://bighome-cinema.com/


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