半導体の第3回です。「小学校理科が分かればコンピュータは作れる」という主張をします。
「デジタルの本質は、世界を無理やり分けること」「直列はかけ算、並列は足し算」など、小学校理科から楽しくコンピュータを組み立てましょう。
【目次】
0:00 小学校理科が分かれば、コンピュータが作れる
0:45 前回の復習-巨大なプリンというモジュール
4:51 デジタルの本質は「世界を無理やり分ける」
9:26 直列と並列を使って、計算できる。直列は足し算
18:33 並列はかけ算(疑わしい!!)
24:05 満を持して登場するトランジスタ
32:14 次回予告-トランジスタの組み合わせを体験してもらう
【参考文献のリンク】
○『2030 半導体の地政学』
→半導体という戦略物資を巡る各国の思惑を上手い語り口で書いている。おもしろいけどイマジナリー水野がうるさい。
○『図解入門よくわかる最新半導体の基本と仕組み[第3版] 』
→MOSトランジスタの中身についての説明はこちらに準拠。
◯『コンピュータ、どうやってつくったんですか?』
→平易な説明で「そもそもコンピュータはどうやって動いているのか」を理解させてくれてすごい。ゲートの挙動についての説明はかなり参考にした。
○『CPUの創りかた』
→原始的なCPUを自作する本。作らなくても読み物として面白い。堀元は作ってません。本シリーズの内容をより深く知りたい人にはオススメ。
○『コンピュータの構成と設計 第5版』
→コンピュータ科学徒御用達の教科書。ちゃんとした説明が読みたければどうぞ。とにかく長いので通読はキツい。堀元も部分的にしか読んでない。
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【堀元見プロフィール】
慶應義塾大学理工学部卒。専門は情報工学。WEBにコンテンツを作り散らかすことで生計を立てている。現在の主な収入源は「アカデミックに人の悪口を書くnote有料マガジン」。
Twitter→https://twitter.com/kenhori2
noteマガジン→https://note.com/kenhori2/m/m125fc4524aca
個人YouTube→https://www.youtube.com/channel/UCYJ335HO_qLZDr7TywpI0Gg
【水野太貴プロフィール】
名古屋大学文学部卒。専門は言語学。
某大手出版社で編集者として勤務。言語学の知識が本業に活きてるかと思いきや、そうでもない。