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「晩ごはんはカレー」を極限まで短くすると、"沈黙"になる【情報理論1】#9

2022/2/27
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Shownotes Transcript

新シリーズ「情報理論」です。「情報量は機械的なものではなく、人間的なもの」「晩ごはんのメニューだけを喋る家族という思考実験」「家族ごとに異なる情報量を一本の式で表したシャノンは本質人」など、概論とヤバさを話しています。

【サムネイル製作協力】

今回のサムネイルイラストは、ジョンソンともゆきさんに描いていただきました!いつもマンガがバズってる人だ!すごい!

https://twitter.com/tomo_yuki2525

【目次】

0:00 「今日の晩ごはんはカレー」を短く伝えるには?

0:38 今回のテーマ「情報理論」。つまらなさそう……。

3:48 情報を数学的に扱う学問。本質は「情報って何?」

6:03 情報量は機械的かと思いきや、めっちゃ人間的。

9:10 思考実験「晩ごはんのメニューだけを喋る家庭」

14:21 情報量は家族次第。つまり、数学的に扱えない?

17:10 シャノンは「本質人」。全ての人間にとっての情報を1本の式で定義する

24:53 まとめ。一家に一台、情報理論。

【参考文献のリンク】

○『通信の数学的理論』

https://amzn.to/3taByzE

→今回のメイン種本。丸ごとシャノンの論文なので難易度は高いが、語り口は意外に堅苦しくない(1940年代の工学論文はそういうトレンドだったらしい)

○『情報理論』

https://amzn.to/3tiWcxI

→研究者によるシャノンの論文の解説。今回の参考文献の中では語り口がいちばん面白いのでオススメ。

○『シャノンの情報理論入門』

https://amzn.to/3tay4Np

→雰囲気だけ分かりたい時におなじみのブルーバックス。とはいえ、ブルーバックスの割にはそこそこ数式も出てきてそれなりに理解できる。

○『情報はなぜビットなのか』

https://amzn.to/3piB5tS

→情報理論の本だと思って読んだらそうでもなかった。「コンピュータって何ができるの?」っていうよもやま本。情報理論の話もちょっとだけある。いちばん平易。

○『教養悪口本』

https://amzn.to/3pkKS2B

→堀元の著書。シャノンの情報理論も悪口として活用しています。買ってね(ダイレクトマーケティング)

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【堀元見プロフィール】

慶應義塾大学理工学部卒。専門は情報工学。WEBにコンテンツを作り散らかすことで生計を立てている。現在の主な収入源は「アカデミックに人の悪口を書くnote有料マガジン」。

Twitter→https://twitter.com/kenhori2

noteマガジン→https://note.com/kenhori2/m/m125fc4524aca

個人YouTube→https://www.youtube.com/channel/UCYJ335HO_qLZDr7TywpI0Gg

【水野太貴プロフィール】

名古屋大学文学部卒。専門は言語学。

某大手出版社で編集者として勤務。言語学の知識が本業に活きてるかと思いきや、そうでもない。