新シリーズ「情報理論」です。「情報量は機械的なものではなく、人間的なもの」「晩ごはんのメニューだけを喋る家族という思考実験」「家族ごとに異なる情報量を一本の式で表したシャノンは本質人」など、概論とヤバさを話しています。
【サムネイル製作協力】
今回のサムネイルイラストは、ジョンソンともゆきさんに描いていただきました!いつもマンガがバズってる人だ!すごい!
https://twitter.com/tomo_yuki2525
【目次】
0:00 「今日の晩ごはんはカレー」を短く伝えるには?
0:38 今回のテーマ「情報理論」。つまらなさそう……。
3:48 情報を数学的に扱う学問。本質は「情報って何?」
6:03 情報量は機械的かと思いきや、めっちゃ人間的。
9:10 思考実験「晩ごはんのメニューだけを喋る家庭」
14:21 情報量は家族次第。つまり、数学的に扱えない?
17:10 シャノンは「本質人」。全ての人間にとっての情報を1本の式で定義する
24:53 まとめ。一家に一台、情報理論。
【参考文献のリンク】
○『通信の数学的理論』
→今回のメイン種本。丸ごとシャノンの論文なので難易度は高いが、語り口は意外に堅苦しくない(1940年代の工学論文はそういうトレンドだったらしい)
○『情報理論』
→研究者によるシャノンの論文の解説。今回の参考文献の中では語り口がいちばん面白いのでオススメ。
○『シャノンの情報理論入門』
→雰囲気だけ分かりたい時におなじみのブルーバックス。とはいえ、ブルーバックスの割にはそこそこ数式も出てきてそれなりに理解できる。
○『情報はなぜビットなのか』
→情報理論の本だと思って読んだらそうでもなかった。「コンピュータって何ができるの?」っていうよもやま本。情報理論の話もちょっとだけある。いちばん平易。
○『教養悪口本』
→堀元の著書。シャノンの情報理論も悪口として活用しています。買ってね(ダイレクトマーケティング)
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【堀元見プロフィール】
慶應義塾大学理工学部卒。専門は情報工学。WEBにコンテンツを作り散らかすことで生計を立てている。現在の主な収入源は「アカデミックに人の悪口を書くnote有料マガジン」。
Twitter→https://twitter.com/kenhori2
noteマガジン→https://note.com/kenhori2/m/m125fc4524aca
個人YouTube→https://www.youtube.com/channel/UCYJ335HO_qLZDr7TywpI0Gg
【水野太貴プロフィール】
名古屋大学文学部卒。専門は言語学。
某大手出版社で編集者として勤務。言語学の知識が本業に活きてるかと思いきや、そうでもない。