チューリング第2弾です。「チューリングの偉大な論文はイキったタイトルでイジられてる」「ヒルベルトプログラムの話はできない(分からないので)」「コンピュータの父ではなく、コンピュータ科学の父」など、チューリングの肩書き整理を主にやりました。
【目次】
0:00 はやくÜbermenschenになりたい!!
1:13 チューリングのメイン功績、偉大なのにドイツ語でイジられてる
7:54 素人が踏み込んだらヤケドするゲーデルの不完全性定理
10:51 「命題が証明可能か確かめる」決定問題
18:07 チューリングはコンピュータ科学の父。なぜなら…
22:51 次回予告。結局よく分からない「チューリングマシン」が出てきます。
【参考文献】
○『エニグマ アラン・チューリング伝(上)』
○『エニグマ アラン・チューリング伝(下) 』
→この世で一番詳しいチューリングの伝記。上下巻で1000ページぐらいある。どうしてもチューリングについて詳しく知りたければこちらを。
○『暗号解読(上・下)』
→世界一おもしろいサイエンスライター(私見)であるサイモン・シンが書いた、超エキサイティングな暗号の歴史と仕組みの本。歴史ドラマは熱いし、仕組み解説は好奇心をくすぐられます。最高。
○『チューリングの計算理論入門』
→安定のブルーバックス。チューリングマシンについてざっくり理解したいならオススメ。なんとなく雰囲気が分かります。
○『チューリングを読む コンピュータサイエンスの金字塔を楽しもう』
→チューリングの論文を全文引用しながら丁寧に読解する本。難しいがおもしろい。この手の骨太本には珍しく、うんちく力が高い。前提知識の説明でうんちくメモを取りまくった。
○『デカルトはそんなこと言ってない』
→水野が言っている「心身二元論の誤解多すぎ本」はこれ。
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【堀元見プロフィール】
慶應義塾大学理工学部卒。専門は情報工学。WEBにコンテンツを作り散らかすことで生計を立てている。現在の主な収入源は「アカデミックに人の悪口を書くnote有料マガジン」。
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【水野太貴プロフィール】
名古屋大学文学部卒。専門は言語学。
某大手出版社で編集者として勤務。言語学の知識が本業に活きてるかと思いきや、そうでもない。